社長ブログ

感情に左右されない投資とは〜AIが教えてくれた「冷静さ」の価値〜

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浦林 文野
dom株式会社 代表取締役 CEO
早稲田大学理工学部卒。大手ITコンサル・Stanford大AI研究を経て、dom株式会社設立。AI資産運用の普及に向け日々発信中。

こんにちは、dom株式会社CEOの浦林文野です。

投資の世界に長く身を置いていると、痛感することがあります。それは「投資で最大の敵は、相場でも経済でもなく、自分自身の感情だ」ということです。

私自身、若い頃は何度も感情に振り回されました。株価が急落すれば不安で夜も眠れず、慌てて損切りをする。逆に急騰すれば「まだ上がる」と欲を出して手放せず、結局は下落局面で大きく損をする。今振り返れば、あの時の判断のほとんどが「感情による判断」でした。

投資家心理を語る上で有名な理論に、行動経済学の「プロスペクト理論」があります。人は利益を得る喜びよりも、損失を被る痛みを約2倍強く感じるとされています。だからこそ、含み損を抱えるとパニックになり、本来のシナリオを忘れて売却してしまう。これは意志の弱さではなく、人間の脳が持つ構造的な特性なのです。

では、どうすれば感情に左右されない投資ができるのでしょうか。

私が皆さんにお伝えしたい方法は3つあります。

1つ目は「ルールを事前に決めること」。買う理由、売る理由、損切りラインを、購入前に紙に書き出しておく。相場が動いてから考えるのではなく、動く前に決めておくのです。

2つ目は「積立投資の活用」。毎月決まった日に決まった額を投資する仕組みを作れば、そもそも判断を挟む余地がありません。感情が入り込むスキを、仕組みで封じるのです。

3つ目は「AIの力を借りること」。ここが私たちdom株式会社が最も力を入れている領域です。AIには恐怖も欲望もありません。膨大なデータを基に、あらかじめ設計されたロジックに従って淡々と判断を下します。人間が「怖い」「もったいない」と感じる局面でも、AIはデータが示す最適解を実行し続けます。

もちろん、AIが万能というわけではありません。市場の急変や前例のない事態には、人間の洞察が必要な場面もあります。大切なのは「AIと人間の役割分担」です。感情的になりやすいルーティンの売買判断はAIに任せ、人間は長期戦略やライフプランといった大局的な設計に集中する。これが、これからの資産運用のスタンダードだと私は考えています。

投資は「勝ち続けるゲーム」ではなく、「退場せず続けるゲーム」です。そのために、感情との付き合い方を見直し、テクノロジーを味方につけてみてはいかがでしょうか。

皆さんの資産形成の一助となれば幸いです。

dom株式会社 CEO 浦林文野

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